子どもがスポ少の野球を始めたことをきっかけに、キャッチボールなどの練習に付き合う機会が増えた。これまで数えるほどしかボールに触ったことがなかったが、やってみるととても楽しい。子どもをほったらかしにして、自分の練習に夢中になってしまうほど。目下の目標はゴロをショートバウンドで捕球できるようになること。
昔からプロ野球を見るのは好きだったが、実際に今、じっくりと練習や試合などを見てみると、ルールがとても難しいなと感じる。一瞬の判断が勝敗を左右しかねない複雑な状況の中で、よくとっさに行動できるなと思うが、さまざまなシチュエーションを想定した練習を繰り返す中で、少しずつ覚えていっているようだ。
それにしても、子どもの吸収力には驚かされる。昨日できなかったことが知らぬ間にできるようになっている。大人になると体が思うように動かなくなったり頭で考えすぎたりして、何事も上達するのに一苦労。子どものようなものすごい成長が期待できない分、努力や分析などで補っていくしかない。少しでも練習相手になれるように、もっともっとがんばろうと思う。
【織】