2学期初めに行われた身体測定の結果が届き、小学生の息子たちが軽度肥満の判定を下されてきた。確実に夏休みのぐうたらした生活の結果なのだが、三重県の緊急事態宣言発令によって、例年以上に家から出なかったことも影響したと思われる。
私の住んでいる山間部の地域では、小学校から遠方ならバス通学、友達と遊ぶ時や習い事などは車で送迎するケースが多い。子どもたちは、ドアtoドアの瞬間移動だ。放課後は、家に帰って速攻オンラインのゲームを繋(つな)いで友達とプレーしている。田舎の子どもが山や川を駆け回っていたのは遠い昔。いつ肥満になってもおかしくない条件がそろっている。
私が小学生のころは、週に何回か始業前に体育集会というのがあって、縄跳びやマラソンなど強制的に体を動かす機会があった。また新宮市内に住んでいたため、移動手段は自転車か徒歩しかなく、小学校高学年ぐらいになると、多少遠くても自力でどこへでも出かけて行った。
昔に比べて過保護になったとも感じるが、田舎より都心部に住んでいる方が健康的な生活を送れる気がしている。
【織】