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紀南抄「明るい未来に向かう国」

 いまだ終息しないパンデミック(世界的流行)だが、明るい未来に向かって動き出している国がある。徹底した水際対策と政治の発信力で5万人規模のライブを実施したニュージーランド(NZ)。世界がコロナ禍で揺れる中、かなり終息に近づいている。NZ全土の感染者数2643人のうち死者26人、新規感染者0人(感染経路不明0人)、治療中の感染者24人、回復者数はNZ全土で2593人(11日時点)に及ぶ。

 NZはパンデミック初期、国内の感染者が数十人の時点で、世界でもいち早くロックダウンを実行。国境を封鎖し、渡航者全員を強制隔離し徹底的に接触者追跡を行った。国内から新型コロナウイルスを一掃したと宣言後に4人家族の国内新規感染者が確認されると、「徹底して早期に手を打つ!これが最善の選択肢だ」と、再び最大都市オークランドのロックダウンに踏み切り、世界を驚かせた。
 
 リーダーシップを発揮したのが、アーダーン首相。NZ国民は投票することで自分たちの命を守った。彼女を首相に押し上げ政権交代。その3年後にパンデミックが襲来することを誰が予想しただろう。
 
【茂】
 

      紀南紗

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