今年も読者はじめ、取材先の皆さま、関係者各位には誠にお世話になり、ありがとうございました。今年は、コロナに始まりコロナで終わる…そして、来年もコロナから始まるという、なんとも生きづらい新年を迎えることになる。
2020年を振り返る時、「生存した」だけで100点だということ。誰も体験したことのない新型コロナウイルス感染症の世界的流行で、ほとんどの分野が後退。ほぼ前進などなかった。だからこそ、今年は生き延びただけで満点、と自分を褒めてあげていい。
国の緊急事態宣言が行われ、国民は自粛の憂き目に。イベントなどの開催も軒並み中止となった。取材先がなく、困り果てた。皆さまの協力と創意工夫で乗り越え、本紙を発行し続けることができた。
取材ができない苦しみにもがき続けた。取材に行ける喜び、感動とともに記者は天職だと再認識。それを繰り返す1年間だった。
皆さまには、新年を迎えるに当たり、かかりつけ医の診療時間や連絡先を確認するなどの備えをしていただき、明るい未来に向けて、一歩、また一歩と、困難を乗り越え、佳き一年に。
【茂】