先日、2回目の成人式を迎えた。つまり40代に突入した訳だが、普段は誕生日など気にならないものの、やはり節目となると特別感がある。「不惑」とも言われ、人生の方向性が定まり落ち着く年齢ということらしいが、実際は日々色々なことに振り回され、さ迷ってばかり。
精神は20年前と大して変わってないように思うが、体は確実に年相応になっている。同年代と話していても、ここが痛いだの、どこが悪いだのという話題が増えてきた。白髪が出てきて、お肌は曲がり角。疲労回復にも時間がかかる。
子育て真っ最中の人がいる中で、親の介護も始まりつつある。仕事では働き盛りを迎え、責任のある立場になっている人も。負担が増えてストレスを抱える世代でもある。
人生80年と考えると、40歳は折り返し地点。逆に言えば、新たなステージへの出発点である。これから先どんな人生を歩むかは自分次第。健康に気をつけながら、いつまでもみずみずしい心を持って過ごしたい。「女は40歳を過ぎて初めておもしろくなる」とココ・シャネルも言っている。
【織】