秋の全国交通安全運動が21日に始まった。30日まで実施中で、警察や関係団体は運動の重点である
- 子どもを始めとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保
- 高齢運転者等の安全運転の励行
- 夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止
−について呼び掛けていく。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、春の運動に続き、出発式や大人数での街頭啓発は自粛となったが、ドライバー、歩行者、子どもから高齢者まで、この機会に交通安全を意識して悲惨な事故を1件でも少なくなれば。
今回の4連休中、当地域の観光施設は大勢の人が訪れにぎわっていた。他府県ナンバーの車が目立ったが、地理に不慣れなドライバーが増え、また、道路も渋滞気味となれば、交通事故発生のリスクは高まる。
交通ルールの順守は当然だが、ゆとりや譲り合いの精神を一人一人が持てば、そのリスクは軽減される。逆に我が物顔で運転するようなドライバーは、周囲に危険をもたらしていることを理解してもらいたい。当方も連休中、並走する車の急な車線変更にヒヤリとした。もう一度言う。運動中に安全意識を高めてほしい。
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