誰でもできる紙アート
ペーパークイリング展
喫茶きよもんで開催
ペーパークイリング展
喫茶きよもんで開催
ペーパークイリング教室「ドリーム」（石橋久美子主宰）の「ペーパークイリング展」が、那智勝浦町のゆかし潟湖畔に建つ喫茶＆軽食「きよもん」で３０日（木）まで（午前１０時～午後３時）実施されている（３０日は午前中のみ）。
クイリングは、ルネサンス期のフランスやイタリアの修道女たちが、聖書の製本で余った貴重な紙を鳥の羽軸で巻き、宗教用具などを飾ったことが起源とされている。１８世紀にはヨーロッパの貴族間で大流行し、近年では世界中に愛好家が増え続けるペーパーアート。
展示会の期間中、１２日（日）と１５日（水）（いずれも午前１１時３０分～午後３時）は、石橋さんによる体験教室が開かれる。また、不定期に行われることがあるため、希望する人は事前に問い合わせてほしいとしている。
石橋さんは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、暗い気持ちになっている人たちに「元気になってもらいたい」と話し、手先、色彩、デザインなどを考えるクイリングは、脳トレにもなり、ドーパミンが分泌するため幸福感を得ることができるという。
「小学生から高齢者まで、誰もが楽しめる手芸。体験すれば、無心になれるほど熱中できる楽しさを体感していただけるはず。作品の鑑賞だけではなく、ぜひ体験してほしい」と呼び掛けている。
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