23日午後3時15分ごろ、尾鷲市南浦の熊野尾鷲道路尾鷲南インターチェンジ付近国道42号で、尾鷲市民(男性)がツキノワグマを目撃し、尾鷲署に通報した。市によるとドライブレコーダーに写った画像の提供を受けたが、18日に捕獲・放獣した個体と同一かどうかは判断がつかなかったという。
市によると体長は70センチから80センチ。午後6時15分に市街地全域に防災行政無線などで注意喚起を行った。
獣害パトロール員や市、尾鷲署のパトロールカーによる警戒を強化している。また、前回使った箱わなを設置した。
夏季になり中学生らが矢ノ川(どんぶち)で遊泳する時期になっているため、教育委員会を通じて注意喚起するとともに、遊泳場所付近にクマ注意のポスターを掲示する。