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学校の垣根越え交流 地域展開へ模索続く

 部活動の地域展開を念頭にした陸上の合同練習会の1回目が17日、紀北中学校グラウンドで開かれた。尾鷲中や紀北中の生徒や尾鷲陸上少年団など約20人が参加し、基本練習に取り組みながら交流を深めた。
 
 文部科学省は、学校の部活動を教員から地域クラブに移行する地域展開を目指しており、令和5年度から本年度までを「改革推進期間」、来年度から6年間を「改革実行期間」と位置づけている。
 
 三重陸上競技協会は、改革実行期間に向けて、県内10地区で練習会を開くよう予算をつけていて、尾鷲と北牟婁の陸上競技協会は合同で本年度中に全3回の合同練習会を開くことにした。
 
 グラウンドに集まった児童生徒は、練習は音楽に合わせて走るビートランニングのメニューに取り組んだ。リズムに合わせて走りながら、体を動かすタイミングをつかんでいった。休憩中には、学校やクラブの垣根をこえて話しかけていた。
 
 紀北中陸上部の松井珠里さん(2年)は「いっぱい人数がいる中での練習は楽しい。いろんな学校の人たちと関わる機会でもあるので、有意義な練習にしたい」と話した。
 
 指導した北牟婁陸上競技協会の森本次郎理事長は「小中学校や学校合同で練習する機会がなかなかとれない中で、子どもたちにとってよい機会となった。部活動は働き方改革の影響もあり、学校から手が離れようとしている中で模索が続いている」と話している。
 
 練習会の第2回は25日(日)で、尾鷲市と紀北町の小学5年生から中学2年生までなら誰でも参加できる。参加費500円が必要で、21日(水)まで専用フォーム(▼下記コード)から申し込む。森本理事長は「陸上に興味があれば、ぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。
 
▼申し込み 専用フォーム
 
 
子に多様な選択肢を 中学部活の現状は

 部活動の地域移行の目的は、働き方改革における教員の負担軽減のほか、少子化の中でも子どもたちに多様な選択肢を確保するねらいがある。

 中学校の部活動は、尾鷲市では、尾鷲中には剣道、ソフトテニス、卓球、軟式野球、男子バスケットボール、女子バドミントン、女子バレー、陸上、水泳、情報生活、吹奏楽、美術部がある。輪内中には剣道、ソフトテニス、文化総合がある。

 部活動の地域移行について、本年度から軟式野球の休日の部活動が熊野ベースボールクラブに移行している。来年度からはソフトテニスの休日の部活動を尾鷲、輪内の両校合同で行う予定。

 紀北町は、紀北中がソフトテニス、陸上、男子バスケットボール、バドミントン、卓球、文化。潮南中が水泳、ソフトテニス、女子バレー、男子バスケットボール、文化総合部。赤羽中と三船中にはそれぞれソフトテニスと文化総合部がある。

      紀北町

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