紀北町消防出初め式が4日、相賀の多目的広場で行われ、消防団員や関係者ら約200人が参加。分列行進や放水訓練を披露し、町民の安心安全を守る意識をいっそう高めた。
式典では、尾上壽一町長があいさつで、カムチャツカ半島沖地震に伴う津波警報発令、青森県東方沖地震、大分佐賀関の大規模火災といった昨年の全国の災害に触れ、「警報発令時には消防団には樋門の閉鎖や避難誘導に当たっていただいた。南海トラフ地震の発生が危惧される中、さらに危機感を持って対策していかなければと、気を引き締めている」「災害に強いまちづくりには、町民一人一人の防災意識の向上などが重要。今後もよりいっそう安全で安心して暮らせる魅力あるまちづくりに全力をあげて取り組んでいきたい」とあいさつ。出席した東豊県議は「近年は自然災害が多く、消防団の役割はますます重要になっている。町民の安心安全のために、消防団員の力が必要」と訴えた。
世古正浩団長は答辞で、「われわれ消防団員は多岐にわたる火災をはじめ、災害へ対処するための専門知識の習得の技術の錬磨に励み、ますます精進していく」と述べた。
式典終了後、ホースの展開と放水するアトラクションを披露。締めくくりに餅まきが行われ、尾上町長や分団長のほか、駆けつけた鈴木英敬代議士も加わり1・5俵分をまいた。
町長の感謝状贈呈や県消防協会表彰も行われた。表彰を受けた団員は後日紹介する。
