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ごみではなく資源にしよう 婦人会が分別の研修会

 紀北町婦人会は8日、相賀の紀北教育会館で資源ごみについての勉強会を開いた。約40人が来年からの資源プラスチックごみの種類や出し方について説明を受けた。
 
 紀北町では来年1月から、資源プラスチックごみを分別して、資源ごみステーションで回収する。ごみ分別の変更が近づいたため、町環境管理課の職員から具体的な方法を教わった。
 
 資源プラスチックごみは、商品が入っていたビニール包装や、トレイ、軟質プラスチックなどのごみが対象。透明か半透明の袋に入れて、曜日や時間に関係なく、資源ごみステーションの回収ネットに出すことになる。
 
 町職員は、現物を手にしながら、レジ袋やお弁当の容器、卵のパック、緩衝材のプチプチなど具体的な例を挙げて資源プラスチックごみの種類を説明。「ヨーグルトのアルミのフタは外してほしい。汚れているものは必ず洗って、汚れが落ちない場合は燃えるごみで出してほしい」と説明した。
 
 逆に資源プラスチックごみではない物として、シャンプーボトルや金属を含んだ飲み薬容器、容器包装ではないプラスチック製品などを挙げた。
 
 また、町は今月からペットボトルを再生する〝「ボトルtoボトル」水平リサイクル〟を始めている。回収するのはペットボトル容器のみで、これも資源ごみステーションの回収ネットに入れる。キャップやラベルは資源プラスチックごみになること、中身をすすいで水を切ってから出してほしいことなどについて説明があり、「ペットボトルはもうごみにならない」とした。
 
 ごみ分別の説明は30分ほどで終わり、お楽しみとしてフラワーアレジメントがあった。造花の芍薬(しゃくやく)やアジサイなどいろとりどりの花の茎を切って長さを整え、オアシスに差し、レースの付いたかごに入れた。
 
 𦚰由美会長は「来年からしっかりと分別できるように、今日はいい機会になったと思う。フラワーアレジメントも楽しんでもらえた」と話した。

      紀北町

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