新宮市名誉市民で文豪の佐藤春夫をしのぶ「筆供養」が「文化の日」の11月3日(火・祝)午前10時30分から、同市下本町の丹鶴ホール敷地内南側の筆塚で開かれる。雨天時は丹鶴ホール2階会議室。
佐藤春夫記念会(須崎恵美代表理事)と新宮市教育委員会(速水盛康教育長)が毎年開催している。もともとは旧新宮市民会館前の筆塚で、茶道裏千家淡交会南紀青年部などの協力により行われてきたが、2021(令和3)年の丹鶴ホール完成に伴い筆塚を移設し、現在は丹鶴ホールで開催している。
当日は淡交会南紀支部による供茶のあと、新翔高校書道部員をはじめ、参加者一同が使い古した筆を供養する。
筆塚は、1966(昭和41)年新宮ライオンズクラブにより旧新宮市民会館前に建立。揮毫(きごう)は堀口大學氏が行い、佐藤千代夫人と堀口大學夫妻らによって除幕された。中には佐藤春夫愛用の毛筆と万年筆が納められている。
主催者は市民らの参加を呼び掛けている。問い合わせは、佐藤春夫記念館事務所(電話0735-21-1755)。
