尾鷲市社会福祉協議会は12月7日(土)午前9時30分から、市立尾鷲小学校で子ども福祉スクールを開く。大紀町出身でパリパラリンピックで7位に入賞したパラ陸上選手の井谷俊介さんが「障がいと共に挑戦! 『義足』になって見えた世界」をテーマに講演する。天気が良ければ、かけっこ体験も行う。
赤い羽根共同募金配分金事業として取り組む。
講座の内容は
- パラ陸上競技との出会い、成長とその過程
- 夢や目標、人とのつながりの大切さ
- 身体障がいについて
など。質疑応答も行う。
井谷さんは1995年4月生まれ。20歳の時、交通事故で右足の膝から下を切断し義足になる。その後、義足で走る楽しさを知ってパラリンピックを目指すようになり17年11月から陸上競技を本格的に開始。陸上競技をはじめわずか10か月でアジア大会で優勝。19年の世界パラ陸上では、日本人で初めて100メートル決勝に進んだ。同大会では200メートルも決勝進出。23年のアジアパラでは200メートルで優勝を飾っている。
対象は尾鷲市内の小学3年生から中学生までとその保護者。定員は200人(保護者含む)。グーグルのフォーム(▼下記QR)または市社協窓口で。問い合わせは地域福祉課(0597-22-3246)。
▼グーグルのフォーム