地域住民と熊野地域の未来を考える機会にしようと、「くまのビジョン」は12月7日(土)午後2時から4時30分まで、新宮市井の沢の新宮商工会議所で、「第1回熊野円卓会議」を開催する。参加費無料。申し込み先着順で、定員に達し次第締め切りとなる。
この円卓会議は、豊かな自然や貴重な文化遺産を有する一方で、人口減少・流出、後継者不足などの課題を抱える熊野地域で、「地域活性化のために、自分たちは何ができるのか」について、世代や業種を超えて、みんなで議論することを目的としている。
プログラムは2部構成で、第1部では、地元の高校生による研究発表や地域おこしの立役者である大南信也さんによる講演を行う。第2部では、第1部の登壇者に加え、新宮市の田岡実千年市長、北山村の泉清久村長、和歌山県東牟婁振興局の鳥羽真司局長が登壇し、会場の参加者の声も拾いながら、パネルディスカッションを実施する。
主催者は「熊野には自然環境、歴史、伝統、精神性など、世界に誇るべきものがたくさん残っています。このまま何もせず、それらを失ってしまっていいのでしょうか。熊野のみんなでまちの未来について語りましょう」と伝えている。
参加希望者は下記QRコードから申し込む。