紀宝町地域医療研修センターは16日(土)午後1時から5時まで、同町鵜殿の町生涯学習センターまなびの郷で、「紀宝町地域医療シンポジウム2024」を開催する。事前申し込み不要、誰でも参加できる。
基調講演(午後1時15分~同45分)では「21世紀の医療の懸け橋~地域医療連携システムの構築~」をテーマに、順天堂大学名誉教授で新渡戸稲造記念センター長、日本地域医療連携システム学会理事長の樋野興夫さんが講師を務める。
主講演(午後3時15分~4時30分)では「地域医療30年で学んだ人生100年時代の健幸学」をテーマに、全国国民健康保険診療施設協議会副会長で、福井県おおい町国保名田庄診療所所長の中村伸一さんが講師を務める。
講演の間の演奏(午後2時~3時)では、心の物語を紡ぐさわきょうこさんと、アコーディオンの岩城里江子さんの2人組ユニット「楽香」による語りとアコーディオン披露。講演終了後にはトークセッション(午後4時30分~5時)を予定している。
主講演講師の中村さんは、日本の地域医療を代表する医師の一人。福井県で診療所医師を30年以上続けており、住民とともに作り上げた地域包括ケアシステムは全国の模範となるもの。昨年の紀宝町地域医療シンポジウム2023でも在宅医療・ケアについて講演した。
問い合わせは、紀宝町役場みらい健康課(電話0735-33-0355)。