尾鷲市立中央公民館1階でミニ展示「郷土室新規収蔵品展」と「郷土室に残る戦争資料展」が行われている。江戸時代の道具類や尾鷲に関する絵はがきなど32点を紹介している。
郷土室では、尾鷲に関する資料を収集する中で市民などから物品の寄贈を受けることがあり、整理が終わったものの中から選び、〝お披露目〟している。今回は2年ほど前に譲り受けたものという。
展示しているのは、たばこを吸う道具の「キセル」、携帯用の筆記用具の「矢立」、船磁石(船で使われていた方位磁針)など、道具などの発展で今では使われなくなったもの、銭を藁(わら)のひもで閉じた「指銭(さしぜに)」や、絵はがきなど。
絵はがきは162点224枚の寄贈があったといい、展示しているのは、土井竹林の写真が使われた「紀伊尾鷲絶勝」や鳥越林道開通(1935年)、紀勢線尾鷲・九鬼間開通(1957年)、紀勢線全通(1959年)を記念したものなどを並べている。紀勢線全通記念絵はがきの表紙には「賀田観光協会」の文字が見える。
市教育委員会の脇田大輔学芸員は「郷土室ではこのようなものも集めていることを知ってもらうとともに、自宅などを整理していて見つかった場合に、郷土資料になるかも、と思っていただければうれしい」と話していた。
合わせて、軍隊手帳や爆弾の破片、たくさんの寄せ書きがある日の丸(国旗)などの戦争資料8点も紹介している。
9月6日(日)まで。午前9時から午後8時30分まで。
