三重県は、県民提案を元に一部の予算の使い方を決めている。県職員に気づかない発想もあることだろう。素晴らしい取り組みと思う。
ところで、県営都市公園の暑さ対策と、不登校児童生徒の居場所づくり支援で、クラウドファンディング型ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付の受け付けを行っている。大切なことだと思うが、目標金額は200万円と140万円。県費で手当てできなかったのか。
やるべき仕事は多いし、予算に制約がある以上、「あれもこれも」手当てできないのは理解するものの、特に、不登校児童生徒の居場所づくり事業については、寄付という善意をあてにして取り組むのではなく、しっかりと予算をつけるべきだろう。
「日本には寄付文化がない」という話を耳にする。いろいろなところに寄付はしていると思うが、大富豪が貧困問題のために100億円を寄付した、というような話はあまり聞かない。
寄付で応援してくれるのはありがたいことだが、行政としては寄付頼みになってはならない。
(M)
