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    最後の支援で倉庫寄贈 今夏で解散、紀南高野球部OB会 唯一の部員・三谷選手を激励

     三重県立紀南高校野球部OB会は22日、母校に野球用具を入れる倉庫を寄贈した。紀南高は昨年4月に木本高と統合して熊野青藍高となり、紀南・木本の両校名では現3年生が最後の代となる。OB会役員らは倉庫の寄贈とともに、今夏の全国高校野球選手権三重大会に臨む唯一の部員・三谷勇翔選手(3年)を激励した。
     
     紀南高校野球部OB会は1991年3月に発足。約450人の会員により35年間にわたって現役の支援を目的に活動。県最南端のハンディ克服のために、バスの購入など遠征費の補助、OB戦での交流や現役生を激励してきた。今年度で紀南高の名がなくなることを受け、先日の総会でOB会の解散を決定。熊野青藍高校として紀南高のグラウンドを使用していくことから、残った会費で倉庫を購入し寄贈した。

     倉庫は樫山祐一会長と役員の倉前太さん、山本智永さん、北裏和樹さん、堀田拓也さんらで準備を進め、この日までにグラウンド横に設置。樫山会長は「会がなくなっても紀南高校で野球に打ち込んだ魂は消えない。会としての応援は今夏の大会で終わるが、今後も地域の野球文化の発展のため、小中学生や高校生の指導・育成、そして支援をOB一人一人ができる範囲で取り組んでいきたい」と伝え、三谷選手には「最後の1人として頑張ってくれて、OB会を代表して感謝する。OB会は夏の大会が終了すると同時に解散となるが、まずは12日の初戦に向けて頑張ってほしい」と激励した。

     濵野瑛史監督は「OB会の皆さんには本当にさまざまな支援をいただいてきた。用具倉庫も古くなっていたところで本当に助かる。三谷は昨年夏以降1人になったが、皆さんの応援を力にこれまで一生懸命に取り組み、連合チームでは自分の役割を見つめてチームのために頑張ってくれている。彼が最後の部員でよかった」と話した。

     三谷選手は「夏の大会でベンチに入り、チームの勝利に貢献できるよう頑張りたい。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

     木本・紀南・熊野青藍連合チームの1回戦は12日(日)の第1試合(午前9時開始)で、菰野と対戦する。

        6月26日の記事

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