新宮市は26日、新宮市婦人防火クラブ連合会(畦越美穂会長)の7クラブに感謝状を贈呈した。40年以上にわたり、家庭での火災予防思想の普及活動に尽力し、安全なまちづくりの発展に寄与した功績を称(たた)えた。
同クラブは、火災予防や防災意識の向上を目的に、1984(昭和59)年に結成されたボランティア団体。「火災予防はまず家庭から」、「自分たちの手で火災をなくそう」という自主的な精神のもと、防災研修や訓練への参加、住宅用火災警報器の普及啓発、火災予防運動週間に伴う広報活動などに取り組んできた。
現在連合会には、王子、佐野、三輪崎、高田、千穂、丹鶴、蓬莱の7クラブに約110人が在籍しているが、会員の高齢化や減少、女性の社会進出など環境の変化により、5クラブが今年度で解散することとなった。新年度からは「新宮市女性防火クラブ」として1つに再編し、5月ごろに会議を開いて新体制での活動を開始する。
畦越会長はあいさつで、「これまで培ってきた活動の趣旨や成果を大切にし、キャリアのある方のアドバイスや若い方のアイデアをバランスよく保ち、より一層の地域防災に努め、新たなクラブとして出発したい」と述べた。
上田勝之市長は式辞で、長年の活動に謝意を示し、「来年度以降も新しい形で活動を継続されるクラブ員の皆さまには、引き続き地域全体の防火・防災意識の高揚に尽力いただきたい」と呼び掛けた。
竹田和之消防長が各クラブ代表に感謝状を手渡し、「功績は地域の安心・安全を支える大きな力となっている。近年、火災や自然災害への備えの重要性はますます高まっており、皆さまの地道な活動は地域住民の防災意識の向上に大きく寄与している。今後も引き続き、地域に根ざした防火・防災活動にご協力をお願いしたい」と述べた。
