紀北町の水道料金等審議会の第2回会合がこのほど行われた。町水道課は30.64%増の改定案を示し「家計や事業者の負担を極力抑えた最低ライン」と説明したが、委員の同意を得られなかった。
町は、より低い引き上げ率での改定を求めることになるが、引き下げは困難だろう。委員から「段階的に引き上げてはどうか」などの意見が出たが、町が予定していた次回改定までの引き上げ率が結果的に高くなる可能性が高い。一方で人口が減少していくことを想定すると早めに引き上げておいた方が、将来の負担が軽くてすむメリットがある。
自分も紀北町民であり、ほかのものやサービスも値上がりする中で3割の引き上げは大変つらい。それでも、今だけでなく将来にも考えを巡らせたい。
財政規律を保つために別会計になっていることも、水道財源確保のネックになっている。極端な例だが、物価高騰対策の臨時交付金をそのまま水道会計に入れることはできない。現状に合った、水道と住民の生活を守る仕組みを作らなければならない。
(M)
