尾鷲紅鷲会の寒蘭展示会が29日から2日間、尾鷲市向井の三重県立熊野古道センターで開かれており、会の名前にもなっている「紅鷲」をはじめ、会員3人が育てた寒蘭44鉢が展示されている。
高温傾向の影響か、今年も開花が遅れ、ぎりぎりまで出品する花を選んだという。一際立ち姿が美しい紅鷲や、尾鷲湾の入口にある桃頭島の花もある。
小倉正義会長は「今年も花が開かずなかなか苦労したが、赤や青の花の色の出はよい」と出来栄えを語っている。「まずは花を見てから、花の立ち姿を見て、全体のバランスを楽しんでほしい」と来場を呼びかけてる。
最終日の30日の開場は午前9時から午後3時まで。
