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バザーや募金活動で支援 近大新宮中生徒らも協力 WBS和歌山放送

 株式会社和歌山放送ミュージックソン実行委員会による「第37回WBSラジオチャリティミュージックソン」が24日正午から25日正午までの24時間放送で行われた。
 
 新宮市のオークワ新宮仲之町店では24日に、チャリティーバザーと募金活動があった。バザーは協賛企業から寄贈された品々を販売し、その収益の全額を障がい者支援のための基金に寄付する取り組みとして開催。販売開始から間もなくほぼ全品が売り切れとなった。
 
 例年は、チャリティーオークションとしてオークション形式による商品の販売を行っていたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から今年も中止し、バザー形式での販売となった。
 
 また、昨年中止していた街頭募金は再開、近大附属新宮中学校の生徒がボランティアとして参加し、同店の利用客に対して募金協力を呼び掛けた。25日にも引き続き街頭募金ボランティアが行われ、同校生徒と日本ボーイスカウト和歌山連盟新宮第2団が参加し、善意を募った。
 
 「ラジオチャリティミュージックソン」は、昭和50年に「音楽とラジオの力で社会に貢献できることをしたい」という思いからスタートしたラジオによるチャリティー活動。目の不自由な人や障がいを持つ人が安心して街を歩けるように「音の出る信号機」や社会参加につながるアイテムを一つでも増やす基金を募るキャンペーンとして、「目の不自由な方、身体に障がいがある方へ通りゃんせ基金を」を合言葉に展開している。
 
 バザーは和歌山放送の支局のある県内各所で行われ、収益はすべて音の出る信号機や支援学校などの教育機器の購入費となる。これまでに和歌山放送に寄せられた募金は累計2億200万円を超えており、音の出る信号機は114基を設置している。

      12月26日の記事

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