近畿、東海ともにようやく梅雨明けし、夏本番に入った。例年なら、本紙エリアの観光地・行楽地はお盆にかけて大いににぎわいを見せるのだが、今年はコロナ禍で迎える初めての夏。全国で感染者数が拡大する「第2波」となっており、再度感染予防への意識を一人一人が高め、同時に経済活動も粛々と進めていかなければならない。
引き続きマスクの着用が求められているが、熱中症には十分注意したい。こまめな水分補給と、適切な冷房の使用などで自身の体調管理に努めることが必要だ。
また、この時期は車内の温度が急激に上がることも覚えておいてほしい。乗車中は冷房を入れて適温で走行しているが、エンジンを停止してからわずか10~15分程度で、車内の温度は50度近くに達し、非常に危険な状況になる。したがって、子どもを車内に残して買い物に行くなどはもってのほか。食品を置いたままにするのも食中毒等の危険性が高まるため、避けたほうがよい。
コロナと熱中症、両方に軸足を置いた対策を行わなければならず、本当に大変で厄介な夏。皆が何とか無事に乗り切れるように。
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