滋賀県の長浜、彦根、高島の3市で同時に1万発以上の花火を打ち上げるとうたっていた「琵琶湖三市同時花火大会」の中止が発表された。中止の知らせをみると、メールや問い合わせフォームなどの個別の回答は控え、掲載していた事務局所在地も今年6月をもって使用を終了している、としている。
今回の件が計画を伴ったものかどうかは知る由もないが、実際にある花火大会に似せた架空のイベントをでっちあげるようなスキームは考えられる。文章や画像なども含め、生成AIを活用すればホームページが比較的簡単に制作できるとすれば、粗製乱造による下手な鉄砲の乱射もあり得る。
熊本地震では被災した男性の写真を生成AIで加工したとみられる偽画像がSNSで中傷コメントつきで拡散された、というニュースを見た。被災者の尊厳を傷つける行為は、許し難い。
地方紙の記者としては、自身が結果的に誤った情報を拡散させかねない、という危機感がある。倫理と正確性を持って情報を扱わなければ、と改めて思う。
(R)
