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パレードで「火の用心」 那智勝浦町 園児たち元気いっぱい

 令和6年秋の全国火災予防運動(9日~15日)中の12日、勝浦こども園幼年消防クラブによる防火パレードが、那智勝浦町役場周辺の町内であった。園児17人を含め消防本部職員、消防団員ら計45人が参加。園児の鼓笛隊に合わせて町内を巡回し、火の用心を呼び掛けた。

 総務省消防庁が主唱する火災予防運動は毎年春、秋の2回実施している。火災が発生しやすい時季を迎えるにあたり、火災予防思想の一層の普及を図ることで火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的とした全国的な運動。今年度の全国統一防火標語は「守りたい 未来があるから 火の用心」。
 
 園児たちによる啓発は毎年恒例。役場玄関前での出発式で園児たちは「おはようございます」と元気にあいさつ。田中逸雄総務課長が「皆さんに今日集まってもらったのは、火事の怖さと火の用心が大事だということを、町の皆さんに伝えてもらうためです。パレードで元気よく行進して、道行く人たちに伝えてください」と話し、集まった保護者や関係者に対して家庭でも火に用心するよう呼び掛けた。
 
 続く園児による誓いの言葉では、園児全員で「僕たち・私たちは、火遊びはしません」と大きな声で宣言。鼓笛隊による演奏の披露が行われた後、4人の園児が代表して「火の用心」と書かれたミニまといを受け取り、ポンプ車から流れる「火の用心の歌」に合わせパレードが始まった。
 
 鼓笛隊が前列を務め、後ろには消防のポンプ車と指令広報車両が続いた。また、消防団員らは周囲の人々に火災予防風船を配るなどし、火の用心を呼び掛けた。
 

      那智勝浦町

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