「海の月間」に伴い企画
第五管区海上保安本部下里水路観測所(那智勝浦町下里)は7月16日(土)午後8時~9時、「海の月間」関連事業として、観測業務で使用するレーザーの発射実演を実施する。見学無料。見学には事前申し込みが必要。レーザー発射実演にあわせて夏の星空を見ることができる。
申し込みは7月11日(月)~15日(金)午前9時~午後5時、電話で受け付ける。なお、新型コロナウイルス感染防止のため定員を先着15人とし、定員に達した時点で締め切りとする。高校生以下は保護者同伴。
駐車整理に協力を求めるとともに、周辺に売店や自動販売機がないので、飲料が必要な人は持参をお願いしている。また、観測所敷地内は全面禁煙・危険物やペットの持ち込みはできない。
「海の月間」とは、国民に広く海に対する理解と認識を高めてもらうため設けられたもので、海の日を含む7月1日~31日を指す。下里水路観測所は現在、海上保安庁唯一の水路観測所であり、船舶の航行に必要な情報を収集するための組織として、昭和29年に設立された。当初は、地磁気観測や天体観測を行っており、現在は人工衛星を標的としてレーザー光を用いた測量「人工衛星レーザー測距観測」を行っている。
申し込み・問い合わせは、下里水路観測所(電話0735-58-0084)。