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くまの茶房

糸でつながる作家3人
手編みと手織り展
 
 新宮市井の沢のくまの茶房で9月2日(土)まで、「手編みと手織り展~糸でつながる仲間たち~」が開催されている。糸がつむぐ心温まる作品が、店内を柔らかく包み込む。

 3人の作者による手編みと手織りの作品展示。新宮市の坂本成子さんは木綿糸を手織りしてできた反物(平織、1反約14メートル、幅約40センチ)を藍染めして仕上げた衣類やテーブルセンター、手提げバッグなど生活で使えるものをそろえた。できるだけ捨てるところがないよう工夫したという。

 田辺市本宮町の山田裕見子さんは、綿を育て、種を取り、糸を紡ぎ、「さをり織り」という自分らしく織る手法で仕上げた生地を使って、風合いのあるショールやトートバッグを作り上げた。あらゆる色を用いた染めも、なるべく自然のものを使用。また、自家栽培したライ麦の麦わらと糸で作る装飾品「ヒンメリ」も飾る。

 田辺市の岡田さゆりさんは、個性あふれるさまざまな手編みの靴下を展示。昨年はフィンランドの雑誌に誘われて1週間に1足の靴下を編むチャレンジも行い、1年で52足を手編み。1足で2つ同じように編むことやさまざまな技法、よりよい履き心地などの奥深さと楽しみを、展示を通じて届ける。

 坂本さんは「私も好きなだけでやってきたので、(手仕事は)誰でもできるもの。『自分もやってみたいな』と興味を持ってもらえたら」と話した。
 
TEL0735-21-1761
新宮市井の沢10-7
営業時間/9時~18時
定休日/月曜日、第1・3・5日曜日
 

      和歌山県

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