那智勝浦町浜ノ宮の「hitohitofarm」(ヒトヒトファーム)では、オーナー夫婦の杉浦仁さんと満紀さんが、2人で管理する農場で手塩にかけて作り上げたイチゴの直売を行っている。
イチゴは毎日朝から晩まで時間をかけて収穫したものを詰めており、目を引く鮮やかな赤色のイチゴと小さなプレハブ小屋の中に漂う甘い香りが購買意欲をそそる。販売されているイチゴは「よつぼし」「べにほっぺ」「さがほのか」「あきひめ」の4種。
小粒のイチゴを約500グラムまで詰めた小粒パックと中サイズの粒でそろえた中パック、大粒のみの大パックの3種を販売している。
杉浦さんがイチゴの農場を始めたのは約15年前。当時30代の仁さんが会社勤めを辞め、農家として働くのが夢だったこともあり、自身の所有する土地を畑に整地してイチゴ農家として働き始めたという。
直売を始めたのは3年前からで、収穫したイチゴを丁寧にパックに詰め、訪れた購買客に手渡している。満紀さんは「毎日朝から晩まで働き詰めで大変ではありますが、購入に訪れる皆さんが笑顔で買って帰られるだけでもうれしい」と話した。また、要予約で土・日・祝日限定でイチゴ狩りコースを行っており、30分の間で農場のイチゴが食べ放題となっている。
今年のイチゴの販売期日予定は5月末までを予定。農場のイチゴの収穫が無くなり次第直売を終了するとのことで、予定より販売終了が前後するため購入はお早めにとのこと。
TEL.0735-30-0447
那智勝浦町浜ノ宮2411(国道42号線沿い 宮本石油様前)
営業時間/午前11時~午後5時
月・水・金(祝日の週は変動あり)