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野球場利用や魅力発信 まちづくりのアイデア語る 加藤市長 中学生と懇談

 加藤千速尾鷲市長と中学生の「まちづくり懇談会」が20日、尾鷲中学校で行われた。尾鷲中と輪内中のそれぞれ4人の生徒が、2つのテーマで尾鷲の現状や未来について語り合あった。
 
 中学生が市長と地域の課題や尾鷲市の未来について語り合うことで、市政への関心を高め、ふるさとへの愛着を深めるとともに、次代のおわせを担う〝人財〟を育成すること、若者の意見を将来のまちづくりに生かすことが狙い。2023年から実施していて今回が4回目。尾鷲中からは大川啓太さん(1年)、山下蓮人さん(2年)、上岡大騎さん(3年)、久保彩葉(いろは)さん(同)が、輪内中からは榎本勇梛(いさな)さん(2年)、大川天凜(てんり)さん(同)、川口絢音(あやね)さん(同)、村田圭紀(たまき)さん(3年)が参加し「私が市長になったら実行したい、中学生の『尾鷲を生きる』具体的アクションを語ろう」と「10年後の尾鷲の『なってほしい姿』を語ろう」の2つのテーマで意見交換した。
 
 冒頭加藤市長が「いいアイデア、考え方を頂戴したい」と積極的な発言を促した。最初にそれぞれが感じる尾鷲市のいいところに触れながら自己紹介し、テーマに沿って話し合った。
 
 「私が市長になったら」のテーマでは、上岡さんが、野球場の利活用について「アーティストやプロ野球の選手を呼ぶ。そうすれば人がたくさん来てくれて、尾鷲の良さを知ってもらえる」と、久保さんは「自然が豊かなことを生かして大きな公園を造りたい。子どもが遊ぶ公園が少なくなってきているし、運動不足の人が少しでも減ればいい」と話した。
 
 山下さんは「大規模なアトラクション施設やスーパーマーケットを造りたい」と語り、大川さんは「尾鷲の最大の特徴は降水量が多いこと。キャッチフレーズや雨に関係するグッズを作れれば」と提案した。
 
 加藤市長は国市浜公園の整備について紹介。野球場の利活用について、野球以外にも文化交流の場としても考えていると話した。集客交流については馬越峠をはじめとする熊野古道や八鬼山荒神堂跡の国史跡指定に言及。天狗倉山も国史跡になるようにしたいと思いを語った。
 
 雨については、「雨量も多いが日照時間も東京より100時間長い」と紹介しつつ、「雨に関する取り組みも考えているが、具体的に思いついていない」などと語った。
 
 国市浜公園整備に関しては「サッカーゴールを置いて」や「テニスの壁打ちができる場所がほしい」といった要望があった。
 
 榎本さんは「土井竹林を生かしたい。尾鷲市がちょっと放置気味。あまり生かし切れていない感じがするが、幻想的な雰囲気がして落ち着く場所」と述べた。川口さんは「自然を生かした、子育てしやすいまちにしたい」と、大川さんは「野球場ができるので、野球教室を開きたい。野球は世界的なスポーツ。県内からだけでなく全国から人が来てくれ、尾鷲を知ってもらえる」と話した。村田さんは「ヒノキや甘夏を知ってもらうイベントを開きたい」と語った。
 
 加藤市長はそれぞれの発言に対し、感想や市の取り組みなどを伝えた。特産物のイベントについては「私はイベントが大好き。市民も楽しんで、よそから人が来てまちがにぎやかになり、経済が活性化することが大切」と話した。
 
 榎本さんはこのほか「オハイをもっと生かしたい。もっと安心して景色が見られる場所にしたい」とアピール。加藤市長は環境整備の必要性に同意しつつ「観光客にも守ってもらうことは、守ってもらわなければいけない」と語った。
 
 10年後の尾鷲については、生徒から「三重県一住みやすいまち」「魅力がたくさんあふれるまち」「帰りたいまち」などの意見があった。加藤市長はまちづくりの方針について、人口の維持を図ることや、周辺市街地の活性化が大きな課題で、市街地に人が来やすいように交通の便がよくなるようにやっていくことを説明。「おっしゃることはよく分かる。もっとまちを活性化させ、尾鷲のよさをアピールしないといけない」と語った。
 
 生徒からは、中高生が遊べる場として、カラオケボックスがほしいとの声も出ていた。

      尾鷲市

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