• 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

有機市民農園、拡大できる 市議会行政常任委員会が視察

 尾鷲市議会行政常任委員会は13日、管内視察を実施。とちのもり保育園の整備が進む賀田小学校や代替野球場建設予定地、桂ヶ丘の有機市民農園を視察した。

 このうち、有機市民農園は、1月にオーガニックビレッジ宣言を行ったことを契機に、有機農法で野菜を育てている中川菜園の遊休化している部分を使い9月に開園。3メートル×5メートルの区画を10区画整備した。当面、来年3月末までの使用期間で募集したところちょうど10区画が埋まった。
 
 現在、玉ねぎ、ダイコン、レタス、キャベツ、ホウレンソウなどさまざまな野菜が育っている。園主の原勇生さん、地域おこし協力隊の中川和彦さんが栽培を支援している。原さんによると、土・日曜日に限らず利用者が畑の世話をしている。
 
 視察時には女性の利用者もいて、議員らに「何も知らないので、教えてくれる人がいて安心(して作れる)」などと話していた。
 
 芝山有朋水産農林課長によると、現在栽培が行われている部分の周囲も借りていて、来年度から規模を広げたい考え。「次年度に向け募集する際には見学の機会ももうけられれば」と話していた。
 
 中部電力三田火力発電所跡地では、代替野球場のバックネットになる付近で、建設課から工事の予定などを聞いた。現在、準備工の段階で、まもなく造成土工と外野スタンド工が始まり、次いで12月半ばに内野スタンド工が開始される予定。
 
 同委員会の仲明委員長はとちのもり保育園と野球場は、想定通りに整備が進んでいると述べたほか、市民農園については「1か月前に様子を見に来た時には何も育っていなかったが、野菜が成長してきている。三重丸だ。まだまだ拡大できると思う」と語った。
 

      尾鷲市

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ