コロナ明け 一般も来場
三重県立尾鷲高校は27、28日、第41回鷲高祭(文化祭)を行った。28日は一般公開日で、保護者や小中学生らが来場し、文化部の展示や各クラスの企画、模擬店などを楽しんだ。
昨年までは新型コロナウイルス感染症への懸念から生徒のみ、もしくは生徒の保護者に限っての観覧だったが、今年は広く来場を呼び掛けた。
27日は体育館で開会式と吹奏楽部の演奏、軽音楽部のライブ、有志のダンスなどの発表が行われた。
28日は午前9時から開始。渡り廊下では書道、美術、写真、家庭部のクラブ部活動の展示があったほか、美術部は似顔絵コーナーを設けた。茶道部は茶会を開き、生徒、保護者、教職員らをもてなした。
3年生は、中庭でたこ焼き、うどん、ジュース、おにぎり、焼きそば、肉串などの模擬店を出店。調理、接客、客引きなど役割分担し楽しんだ。
1、2年生は、割り当てられた教室で迷路、射的、ゲームコーナーなどを企画。思い思いに教室を飾り、先輩や後輩、見学にきた保護者や子どもたちを楽しませた。
定時制もチュロス、たこせんなどを売ったり、授業で作った作品を展示した。
この日は日ごろ生徒と連携して事業に取り組んでいる尾鷲署や尾鷲保健所のブースも設けられ、交通安全や生活安全、健康、動物愛護などに関するポスターやチラシを展示したり、配布したりした。