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課題選び打開策提案 紀北町で 人材還流プロジェクト 紀北町の中高生が参加

 立教大学は27日、紀北町相賀の海山総合支所で「人材還流プロジェクト」によるワークショップを開催。尾鷲高や紀北中の生徒5人が紀北町の課題や魅力について考え、自分なりの意見を語った。

 立教大ミュニティ福祉学部(埼玉県新座市)による「大学と自治体の連携による地域人材育成プロジェクト」で、同大と紀北町、尾鷲高校が昨年8月に締結。令和9年度から毎年1枠の特別推薦枠を設け、町役場などでのインターンシップや卒業後の就職を推奨することで、協働して地域の未来の核になる人材を育てていく。
 
 プロジェクトには大学説明会や模擬授業も含まれている。今回はプロジェクトリーダーの藤井誠一郎教授や学生ら6人が町を訪れ、中高生や保護者向けの説明会、大学の研究の紹介やワークショップを行った。
 
 ワークショップは同中高生と立教大学生、教授がチームになり、さまざまな社会課題が書かれたカードを5枚選んで、自分が住んでいる町の現状や打開策を語った。
 
 『娯楽の充実』『アウトドア環境』『再生可能エネルギー』『持続的観光』『自然環境の保全』を選んだ高校生は「自然環境を守ることを前提として、銚子川などを観光に活用していければ。遊べるところが増えれば、紀北町に返ってくる人も増えるのでは」と提案。別の生徒は『移住者の受け入れ』『未来志向』『伝統行事の存続』などのカードから「紀北町がなくならないために、町に人を迎え入れなければならない。紀北町にしかない伝統行事は守っていかなければならない」と訴えた。
 
 また、『データ活用』『外資誘致』『大型開発』『にぎわい』『未来志向』の5枚を合わせて「若者が行くような店が少ない。若者が住み続けられるためにも新しい力が必要」と攻めの町づくりを訴える子もいた。
 
 内山沙心さん(尾鷲高2)は「町をどのようにとらえているのか、いろんな人から話を聞けてよかった。大学では授業が選べたり、実際の学生生活の話も聞けて参考になり、これからの進路についてしっかりと考えようと思った」、塩飽和弓さん(尾鷲高2)は「大学生活や入試について話が聞けて参考になった。ワークショップも、カードを選びながら考えることでアイデアが出しやすくなることが学べた」と述べた。
 
 大学院生時代から紀北町と関わる藤井教授は「若年層の地方からの流出が止まらず、地方の有用な人材が大都市圏に吸い取られる形が恒常的になっている。地方で活躍する人材を確保するために、進学で大都市圏に来た人材を地方に還流させていく仕組みが必要」と訴え、「立教大の学びに触れてもらうよい機会になった。これからも継続していきたい」と語った。
 

      紀北町

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