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紀宝町で早くも収穫 早場米の「あきたこまち」

お盆の贈答用に人気
 
 紀宝町大里の田んぼで7月31日、三重県内のトップを切って稲刈りが行われた。同町神内の早場米生産農家・中西和益さん(73)が育てた早場米「あきたこまち」で、収穫した新米は6日(木)から、JA伊勢直売所「ほほえみかん」で販売される。

 同町内では、中西さんら2軒の農家が早場米に取り組んでおり、今年もお盆の贈答用に間に合うよう、計125アールの田んぼで収穫を予定している。

 中西さんによると、今年の出来栄えは、長雨による日照不足と水を張った時期にカモが水をかき回し根付かない苗もあったため、例年より少ない収穫になる見込み。周囲の田んぼの稲はまだ青みが目立つが、中西さんの田んぼの稲穂は首を垂れ、黄金色に輝いていた。

 収穫作業は朝から行われ、妻のしづ子さん(76)も手伝っていた。中西さんは田んぼの状態を確認したあと、端から機械を入れ慎重に動かした。30アールの田んぼで昨年よりやや少ない約1トンの収穫を見込んでいる。

 JA伊勢によると、紀宝町は東海地方有数の早場米産地で、毎年、盆前に新米が食べられるよう、3月下旬に田植えを行っている。今年は約80俵(約5トン)の収穫を見込んでいる。

      紀宝町

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