紀伊半島の公道をロードバイクで駆け抜ける、UCI(国際自転車競技連合)公認の国際自転車ロードレース「第26回ツール・ド・熊野」(NPO法人SPORTS PRODUCE熊野主催)が、5月7日(木)~10日(日)の4日間にわたって開催される。海外5チームを含む16チーム、約100人の選手が熊野を舞台に熱戦を繰り広げる。
大会は、自転車競技の普及や地域活性化を目的に1999年に初開催され、今回で26回目。昨年から日程を1日増やし、印南町でのレースを含めた4ステージで実施する。
初日の第1ステージは、印南町役場を発着とする1周17.9キロを7周する「印南かえる橋周回コース」(125.3キロ、午前10時スタート)。第2ステージは、古座川町の国指定天然記念物・一枚岩を通過する「古座川清流周回コース」(126.7キロ、午前9時30分スタート)。
第3ステージは、熊野市の防災公園を起点に、起伏の激しい丸山千枚田周辺を4周する「熊野山岳コース」(107.7キロ、午前10時スタート)。最終第4ステージは、太地町内を走る「太地半島周回コース」(104.3キロ、午前10時スタート)。
各チームは選手6人に、監督、メカニックらを加えた10人編成で出場。総合優勝となる「個人総合時間賞」をはじめ、「個人総合ポイント賞」、「個人総合山岳賞」、「団体総合時間賞」などをかけて競う。
海外有力チームには、「リーニン・スター」(中国)、「トレンガヌ・サイクリングチーム」(マレーシア)、「チームNIPPO・ヌオーヴァコマウト・オボール」(イタリア)などが名を連ねる。国内では「TEAM UKYO」や、レイン・タラマエ選手を擁する地元の「キナンレーシングチーム」の走りにも期待が集まる。
またプレイベントとして、5月6日(水・祝)には和歌山城北側のけやき大通りを周回する1デイレース「和歌山城クリテリウム2026」を開催。1周1.5キロのコースを20周してタイムを競う。午前11時30分から開会式、パレード走行のあと、午後2時10分にスタートする。
大会主催者が13日、新宮市の株式会社キナン本社で概要について記者発表した。角口賀敏理事長は、地域の協力により毎年大会が実施できることに改めて感謝を示し、「ステージも増えて年々盛り上がっている。熊野の地形を生かした山岳コースが見どころ。自転車の魅力とともに、熊野のファンを1人でも増やせるような大会にしたい。多くの方に素晴らしい走りを応援していただきたい」と観戦を呼び掛けている。
