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峠の茶屋の忘れ物 江戸道、明治道の違い考える

 三重県立熊野古道センターは11月2日(土)午後1時30分から3時30分まで、新熊野学講座を行う。「峠の茶屋の忘れ物 紀北町の熊野古道 江戸道と明治道」をテーマに、海山郷土資料館主事の家崎彰さんが講演する。
 
 熊野古道は巡礼の道でもあり、地域の人の生活の道でもあった。紀北町や尾鷲市の熊野古道には、集落と峠を最短距離で結ぶルートで急勾配かつ、つづら折れの続く「江戸道」と、傾斜のきつい山道を避けて大きく迂回するルートになっている「明治道」がある場所がある。明治道は、近代に入って荷車や人力車が通れるように整備され、少しでも勾配を少なくするために作られた大きな切通しが見られる峠もある。
 
 また、多くの人が行き交った峠には、旅人が休息や軽い食事をとった茶屋が存在し、その場所からは江戸~明治期に使われた陶磁器などが多数見つかっている。
 
 講座では、紀北町の熊野古道に見られる江戸時代・明治時代に使用されたそれぞれの道や、峠に存在した茶屋の痕跡について郷土史研究の視点で解説する。また、家崎さんの調査で発見された茶屋跡に残された陶磁器や、江戸道・明治道の写真パネルも展示する。
 
 無料。定員は申し込み先着順80人。申し込み、問い合わせは同センター(0597-25-2666)。

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