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熊楠が見つけた熊野 標本や関連資料を展示

 尾鷲市向井の三重県立熊野古道センターで特別展示室企画展「南方熊楠 熊楠が見つけた熊野」が開かれている。11月4日(月・祝)まで。

 和歌山県に生まれた南方熊楠(1867—1941)は、博物学者、植物学者、民俗学者として名をはせ、エコロジーという言葉を使った自然保護運動の先駆者と称されている。
 
 明治政府の神社合祀(ごうし)政策に反対し、人の暮らしや文化にも関わる自然環境保護の重要性を訴えた。熊楠の活動により守られた田辺湾に浮かぶ「神島」、継桜王子跡「野中の一方杉」などは現在、国指定文化財や世界遺産として、その価値が認められている。東紀州でも伐採される寸前だった「引作の大楠」(御浜町)を守ったことが広く知られている。
 
 展示では、南方熊楠顕彰館(田辺市)の協力で、標本や採取道具、写真、昭和天皇(当時)に粘菌を進献した時のキャラメル箱のレプリカ、熊野古道との関わりがある資料など75点を紹介している。
 
 付属事業として10月6日(日)午後1時30分から、新熊野学講座「熊楠と植物標本」を行う。南方熊楠顕彰館学術研究員の土永知子氏が講話する。参加無料。定員は先着80人。10月5日まで申し込みを受け付けている。申し込み、問い合わせは同センター(0597-25-2666)。
 

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