「核兵器のない平和な未来へ」をテーマにした原爆パネル展が、尾鷲市立中央公民館1階で開かれている。被爆者の姿や平和運動の取り組みの写真などパネル37枚が並んでいる。
10歳で原爆孤児となりガンの転移に苦しみながらも「俺は死ねないんだ。原爆と心中するまでは」と語る被爆者、原爆投下後に嘆き苦しむ人たち、原爆の後遺症、沖縄に墜落したB52爆撃機、核兵器廃絶のための平和学習や座り込みなどの写真だけでなく、原爆投下後の黒い雨や死にかけながらもすがりつく手を描いた絵などが展示されている。
展示は16日(火)まで。午前9時から午後9時まで、最終日は午後3時まで。