尾鷲市の曽根コミュニティーセンターで「趣味の作品展」が3年ぶりに開かれている。パッチワーク、吊るし飾りといった手芸を中心に、絵画、刻字、木工なと17人の143点が並ぶ。また、元教員で曽根公民館長の故森口啓男さんのちぎり絵を「遺作展」コーナーを設けて紹介している。
作品のうちパッチワークと刻字は、同センターで定期的に講座を開いている。手芸はこのほか、タペストリーやマット、リース、カバン、クッションなど多彩。花をモチーフにした作品は、来場者から「材料は何?」「どうやって作っているの?」と関心を引いていた。また、随時行っている体験講座で制作した作品なども並んだ。
森口さんの作品は、曽根の町並み、熊野古道大吹峠の竹林など絵画に見えるものや、うちわに貼ったものなどを紹介している。
27日(土)は午前9時から午後2時まで。センターは多数の観覧を呼び掛けている。
▼イベント情報
- 日時
5月27日(土)
午前9時から午後2時 - 場所
曽根コミュニティーセンター