29日掲揚へ 準備進める
七里御浜鯉のぼりの会(森岡忠雄代表世話人)は、たくさんの鯉のぼりを熊野市の七里御浜海岸に掲揚するイベント「泳げ!鯉のぼりくん」を29日(土)から予定している。期間は5月5日(金)まで。
コロナ禍で過去3年は中止となり、4年ぶりの実施。熊野市井戸町の国道42号沿い、獅子岩から鬼ヶ城に向かう七里御浜海岸約500メートルに、市民から寄贈された鯉のぼり150匹を揚げる。大小さまざまな鯉のぼりが海風に乗り悠々と泳ぐ光景は、この時期の七里御浜海岸の風物詩。今回で36回目を迎える。同市飛鳥町の「道の駅熊野きのくに」裏手の大又川にも約60匹を揚げる予定。
同会は、23日に下準備として、七里御浜海岸にワイヤーロープを張るためのポールを立てた。試しに10匹程度鯉のぼりを揚げるなど現状確認を行い、29日の本番に備えた。
同会によると、今年は新型コロナの影響を鑑み、会員と協力団体のみで作業を行うという。