紀北町の外国人住民は総人口の4%を占める。地域の祭りやイベントには外国人の参加者もいて、学校に取材に行けば日本以外のルーツを持つ児童生徒も珍しくない。
東長島公民館で開かれた国際交流イベントで特筆すべきは、主催者が町社協という点。社会福祉は社会的弱者に対する公私の保護や援助を意味する。社会的弱者とは、生活困窮者や身寄りのない老人や子ども、障害者などを示すが、言語や日常生活で障壁がある外国人住民も含めると、確かに社会福祉の領域になる。具体的な問題解決や支援にも結びつけやすく、国際交流協会や商工会と連携しながらのアプローチは現実的。
国際交流イベントでは、ハロウイーンが近いということもあり、凝った化粧や衣装の仮装をした人も多く、楽しみにしていたのがうかがえる。
考えてみれば、異国から来て、行こうと思えるイベントの選択肢はどうしても限られる。新規であれ既存であれ、町内のイベントに参加しやすくする工夫が、共生のまちづくりを進めるのかもしれない。
(R)
