上下水道管の更新が急務と言われている。尾鷲市、紀北町とも公共下水道ではないので下水管はないものの、全国では老朽下水管に端を発した道路陥没が相次ぐ。
政府が昨年5月に閣議決定した国土強靭(きょうじん)化の中期計画で、老朽化した社会基盤の更新などに本年度から5か年で20兆円を投じることを決めている。大規模地震に備えて道路や上下水道、橋の耐震化を進めるための方針。
上水道については、飲み水という生活必需品に関わる問題で早期の対応が求められる。効率的な予算執行のためには、道路や埋設ケーブル類の工事と連携も重要だが、特に幹線の耐震化は喫緊の課題。
国の予算を見れば、下水道の耐震化対策予算は水道の5倍。水道基盤整備にももっと予算がほしいところ。
資金はあっても、工事をする人がいないといけない。予算を付けても人手不足だと事業は進まない。大規模地震が来るまでにどこまで改良できるか。被害軽減に向けて人員もセットにした対応が求められる。
(M)
