先だって、物価高が増税につながっている、という雑誌の記事を読んだ。分かりやすいのは消費税。
急速に物価高が進む中、大手企業では賃金の伸びも大きい。秋には最低賃金が引き上げられるだろう。
税金(所得税)にせよ、社会保険にせよ、収入でいくつかのランクに分けられている。所得税では累進課税と言われ、収入が多い方が税率が高い仕組みになっている。
物価高に対応するために給料が引き上げられた結果、ランクの境目を超えてしまい、給料の増加分ほど手取りが増えない、という現象が起きているそう。ランクの線引きが実情に合っていないことが要因になっている。
時代に合わない仕組みのせいで、疲弊してしまうという面は、いろいろな場面で見られる。以前は「構造改革特区」などの制度が作られたが、特に地方では「地元に適合する制度が選択できる仕組み」が求められている。予算も成立し国会は後半戦。より暮らしやすく、持続可能な社会のための制度を模索してほしい。
(M)
