紀北町相賀の海山公民館で12日、外国人が日本語を学ぶ教室が開かれた。紀北国際交流協会による日本語教室はこれまで東長島公民館で行われてきたが、本年度から海山でも毎月2回開いていく。
町内で外国住民が増える中、同協会は共生できるまちづくりを目指し、一昨年7月から「きほく日本語講座」を開いている。受講生とボランティアの日本語サポーターがほぼマンツーマンで向き合い、理解しやすい日本語を教えている。
当初は毎月第1・3金曜日の夜だったが、昨年12月から第2・4土曜日午前の講座も追加。ネパールやフィリピン、ミャンマーなど49人が登録しているが、海山地区の登録者が増えたため、海山公民館でも毎月第2・4日曜日午前10時から、開くことに決めた。
海山地区の初回は、初めての受講生1人が参加、サポーターのアドバイスを受けながら簡単な読み書きにチャレンジしていた。
日本語講座に携わる地域おこし協力隊の井上幸子さんは「きほく日本語講座は、地方にいながら異文化体験ができる魅力がある。対面でやさしい日本語を使いながら、言語の壁を越えてコミュニケーションがとれていく。共生社会の構築のきっかけになる」と話している。
県によると、昨年12月末現在、紀北町には496人が住民登録している。国籍別ではフィリピン15人、インドネシア89人、ベトナム71人、ネパール47人、中国46人などとなっている。
きほく日本語講座の問い合わせは、紀北国際交流協会事務局の紀北町企画課(0597-46-3113)。
