矢浜小の尾鷲育の発表会では、「次は(お菓子の)きのこの山を持っていって、生やしてみたい」「フルーツ缶の最後のパイナップルを目の前でとられてショックだった」と、学校の発表ではなかなか聞けない意見があった。決してふざけている訳ではなく、原稿を用意して、目を見合わせてタイミングを図り、あえて砕けた部分をつくりつつ、体験で感じたことや考えたことを述べていた。
尾鷲育は7年前の「僕らのあそび場づくり~山育・木育・おわせ行く」が初発で、予算がない中でもトレードマークになる青いツナギをそろえることにこだわっていた。教室から森の中と学ぶ場を移し、服装も替えることによって、子どもたちの意識を変えるのがねらいで、実際に子どもたちの様子を見て効果を実感した。
今回の発表で、特に印象に残った言葉が2つある。尾鷲の川の水がおいしかったので「世界中の川の水を飲んでみたい」と、防災学習を経て「家が崩壊しても暮らしていけそう」。子どもたちに有意義な体験になっている。
(R)
