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来館者200万人を突破 熊野本宮館 館長「魅力発信する施設に」

紀伊半島水害で長期休館も
 
 田辺市本宮町の世界遺産熊野本宮館の入館者数が23日、200万人に達した。節目の来場者は齋藤順子さん(76)=兵庫県明石市=で、同館と熊野本宮観光協会から記念品が贈られた。

 同館は2004(平成16)年に熊野本宮大社が世界遺産に登録されたことを記念し、熊野詣の歴史・文化を一元的に紹介する施設として09(平成21)年に開館。参拝客の案内所としての役割を果たしてきた。

 齋藤さんは初めて熊野詣に訪れたといい、「参拝に合わせて立ち寄ったら、まさか私が節目とは。本宮大社のご利益ではないか」と驚いた表情で記念品の立木染ボールペン、小型の皆地笠を受け取った。いずれも同地区発祥の工芸品で、それぞれ熊野本宮館、同観光協会が寄贈した。齋藤さんは「いずれ本宮に行きたいと思っていた。ペンは日記を書くのに使う。もちろん、この出来事を書くつもり」と笑顔を見せた。

 安井健太館長は「来館者数200万人を達成することができ、大変うれしく思う。当館に足をお運びいただいた多くの皆さま、地域、関係各位の支援と協力のたまもの。熊野の地が国内外から深い関心を集めている証拠だと受け止め、今後も歴史、文化、自然の魅力や世界遺産の価値を次世代につなぎ、発信する拠点として来訪者の心に残る施設であり続けるよう努める」とコメントした。

 同館によると、来館者数は紀伊半島大水害の影響で長期休館した11(平成23)年、12(平成24)年を除き、多くの年で10万人台で推移している。

 「北棟」と「南棟」から成り、延べ床面積は1402平方メートル。建築には紀州材が使用されている。古代は皇族から庶民まで分け隔てなく参拝し、行列が長く続くさまから「蟻(あり)の熊野詣」と形容された参拝文化を当時の再現模型やパネル展示などで伝えるロビー、熊野・本宮周辺の案内や実施予定のイベントを紹介するパンフレットを置く交流スペース、紀伊山地の霊場や参詣道に関する書籍を閲覧できるコーナーなどがある。

 研修会や有識者を招いた講演会などを随時開催している。2月8日(日)午後1時30分から、高野山執務公室長による講演「紀伊山地の霊場・高野熊野に見る日本の心」を予定する。参加費無料。

      1月24日の記事

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