紀州愛蘭会(杉岡昇会長)の「令和6年寒蘭展示会」が22日から新宮市の佐野会館で行われている。23日(日)まで。
紀州を中心とする愛好家が育てた寒蘭の展示会。会員ら30人が104点を出品。部門は「紅花」「青花」「更紗花(さらさばな)」「白花・青々花」「柄物・変わり花」「未登録花(紀州産)」「小品鉢」「各地産銘花」と分かれ、会場にずらりと並んだ。
初日22日は会員たちが寒蘭を審査する中、気候風土で変化する寒蘭の優雅な姿を楽しむ地域住民の姿が見られた。
杉岡会長は「今年も力作ぞろいな展示会となった。昨年に引き続き酷暑となり、蘭の開花が10日ほど遅れたりと育成も年々難しくなる中で、会員の皆さんがこうして出品してくれるのは本当にありがたい」と話した。
23日は午前9時から午後3時まで。入場無料。
