市民の健康と体力増進、熊野川地域の振興を目的に第1回熊野川ランニングフェスティバルが行われ、約250人がそれぞれのペースで心地よい汗を流した。一昨年まで那智勝浦新宮道路で開かれていた天空ハーフマラソン大会に代わり計画された。10キロ、3キロ、1キロの3部門があり、10キロには記録も狙う市民ランナーが多く参加したが、3キロや1キロでは家族連れの姿も多く、和やかな雰囲気が漂っていた。
知人の姿も多く、楽しそうに走っていたのが印象的。当方も学生の頃なら迷うことなく10キロに挑んだと思うが、少しの運動で息切れする今では頑張って3キロか、しばらく体を動かしていないことを考えると無難に1キロか、などと一人で考えていた。
赤木川に沿って小口方面に向かうコースは比較的平坦で、10キロの部で優勝した男性は途中の景色を楽しみながら走れ、タイムも予想より30秒ほどよかったと笑顔だった。
本格的なマラソン大会だと気が引けるけど、ランニングなら参加してもいいかなと思った。来年も同じ気持ちかどうかわからないが…。
【F】
