冬のスポーツの代表格の一つ「ラグビー」。花園(全国大会)を目指す高校生たちの大会が全国各地で行われている。和歌山大会には7校6チームが出場し11月1日に開幕する。地元勢は新宮が田辺との合同チームで和歌山工業に挑む。
一方、三重大会は先日、熊野市で準決勝2試合が行われ、地元勢の木本・熊野青藍は四日市工業に敗れた。「今年はチャンス」と意気込んでいたが、主力選手がけがで出場できなかったことが響いた。それでも地元の声援を受けて最後まで全力プレーをした選手たちに拍手を送りたい。
三重大会決勝に駒を進めた朝明の主将・松根勇誠選手(3年)は新宮市出身。昨年も花園でプレーしており、今年はチームをけん引する立場として、準決勝は大活躍して一層成長した姿を見せた。同校の斉藤憂磨選手(2年)も新宮市出身で力強いランを見せて会場を沸かせた。
ラグビーは見ての通り激しいスポーツだが、ルールがある程度分かると本当におもしろい。地元勢やゆかりの選手を応援する機会に、少しルールを覚えてラグビーの魅力に触れてはどうだろうか。
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