• おせち・オードブル特集
  • 「縁会」特集
  • クマ目撃情報
    十須の此々野地区
  • 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

紀南抄「王国に勝利で思うこと」

 サッカーワールドカップ(W杯)で最多5回の優勝を誇る王国・ブラジルを、日本が初めて破った。親善試合とはいえ、前半0−2でリードされる展開から後半で3点を入れての大逆転勝利。会場は大興奮だっただろう。

 来年に迫ったW杯へ弾みのつく勝利だ。前回のW杯で日本はドイツ、スペインという優勝経験国を立て続けに破り、ベスト16入りした。世界のトップと十分に戦える実力は誰もが認めるところだが、圧倒的な個の力を見せる南米の強豪は比較的苦手な相手。それでも今回のブラジル戦を見ると、前後半通して日本らしいサッカーができていた。選手たちもインタビューで「自信になった」と話していた。

 日本はもともと組織力には定評があり、課題はゴール前の決定力。その課題も解消しつつある。サッカーの試合で0−2からの逆転は、格下相手でも難しいとされる。それを王国相手にやってのけたのだから賞賛しかない。

 サッカーに限らず、日本は多くのスポーツで世界のトップレベルにある。原点には日本人特有の勤勉さがあると思う。努力することへの意識は間違いなく世界トップだ。

【F】

      10月16日の記事

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      イベントカレンダー

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ