近畿大学附属新宮高校・中学校吹奏楽部は20日(木・祝)、新宮市下本町の丹鶴ホールで、第14回定期演奏会を開催する。午後1時開演。
同ホールでの開催は初。吹奏楽の名曲や定番曲、ポップ曲などを披露する。紀南地域の中学校吹奏楽部もゲスト出演。また午前11時から、地元ダンスチームが演奏会前パフォーマンスを披露する。キッチンカー出店、体験ブースもある。
毎年この時期に開催される演奏会。これまで御浜町阿田和の同町中央公民館で実施されていたが、創部以来初めて丹鶴ホールを会場とする。
プログラムは4部制。第1部では、同部の定番曲である「アルセナール」をはじめ、「アシタカせっ記」、「マードックからの最後の手紙」などを演奏する。第2部では紀宝町立矢渕中学校、熊野市立木本中学校、同有馬中学校の吹奏楽部がゲスト出演。第3部は恒例の中高対決演奏、第4部は高校3年生の卒業セレモニーとして、「アラジンメドレー」、「僕らまた」などを披露する。
演奏会前ステージでは、PHAT DANCE STUDIO、LuckyClover、HAL CREWがダンスパフォーマンスで盛り上げる。屋外では多数のキッチンカーが出店。同校スーパーサイエンス部によるスライム作り体験ブースも設置される。
同部は「『想を受け継ぐ』をテーマに、今年はお祭りのように盛り上がる大きなイベントを目指しています。1人でも多くの方にご来場いただきたいという思いから、新宮市で最も大きな丹鶴ホールで開催します。日々の練習の成果をぜひお聴きください」と来場を呼び掛けている。